リゾートバイトへ友達同士で行こうと考えている人はたくさんいます。
実際、私自身、友達と一緒にリゾートバイトへ行った経験がありますし、友達同士で働きに来ている人たちともたくさん出会ってきました。
この記事に訪れてくれたあなたも、友達と一緒にリゾートバイトへ行ってみようと考えているのではないでしょうか?
友達と一緒にリゾートバイトへ行けば、休みの日に遊びに行くこともできるので、『仕事+旅行』が同時にできて最高ですよね。
夏休みを利用してリゾートバイト行ってみようぜ!休みの日合わせて旅行にも行こうよ!
めちゃくちゃ楽しそうだね!お金も貯まるし、なおかつ遊びにもいけるのは最高!もしかしたら、新しい友達もできるかもね。
しかし、友達と一緒にリゾートバイトへ行く際には注意すべきポイントがあります。
というのも、リゾートバイトは住み込みのアルバイトになるので、環境が大きく変化する働き方になります。
長い時間一緒に行動を共にするわけなので、慎重に求人を選ばないと『リゾートバイト先で関係が悪化してしまう』なんてこともあります。
お前、部屋散らかすなよ!あと、部屋でおかし食べるのやめてくれ!
やかましいわ!部屋にいる時くらいゆっくりさせてくれ!
もういい!お前とは口聞かない!
こっちのセリフだわ。
というわけで、このようなことが起きないために、この記事では、友達と一緒にリゾートバイトへ行く際の注意点について解説いたします。
友達同士でリゾートバイトへ行こうと考えている人は、必ずチェックしてください。
リゾートバイトへ友達同士で行く際の注意点を解説
結論から言うと、友達同士でリゾートバイトへ行く際の注意点は以下の3点になります。
① 寮の部屋は【個室】か【相部屋】か慎重に選ぶべき
② 働く職種を慎重に選ぶべき
③ 旅行を兼ねるなら事前に休日希望を出しておくべき
上記の3点に注意しながら求人を選ばないと、後々、関係が悪化してしまう恐れがあります。
寮の部屋を【個室】か【相部屋】か慎重に選ぶべき
リゾートバイトは基本的に住み込みの生活になります。
寮で住み込み生活をする上で選ぶべきポイントが【個室】か【相部屋】かという点。
この選択において、『仲良いから相部屋で良いよね?』と安易に決めてしまうと後々、後悔する可能性があります。
というのも、どんなに仲が良くても、同じ部屋で数ヶ月間、生活を共にすると、相手の嫌な部分が見えてきてしまうものです。
「仲が良かった友達の嫌な部分が見えるようになり、不満を抱き、関係が悪化する」なんてことはよくあります。
実際、友達同士でリゾートバイトに参加して、仲が悪くなり、関係が悪化している人を多数見てきましたし、私自身、友達とリゾートバイトへ行き、相部屋で生活しているうちに相手の嫌な部分が気になるようになって、関係が悪化したことがあります。
具体的に言うと以下のような感じで関係が悪化します。
・夜な夜な部屋の中で電話する。
・相方の友達が出入りしてうるさい。
・相方の荷物が散らかって部屋が汚くなる。
・朝起きる時間が違う場合、相方の目覚ましで目が覚めてしまう。
・一人の時間が作れなくなり、一緒にいるだけでストレスになる。
どんなに仲が良くても、一緒に生活する上で、些細なことの積み重ねから関係が悪化していくことはよくあります。
そのため、友達同士でリゾートバイトへ行く場合は【個室】か【相部屋】か慎重に選ぶ必要があります。
『自分には一人の時間が必要だ』と考えている場合は、どんなに仲の良い友達からの誘いであっても、寮は【個室】で仕事を選ぶべきです。
一方で、『一人の時間は少なくていいから、常に仲間と時間を共有したい』と考えている人は【相部屋】を選ぶのもありです。
お互いに納得しているなら相部屋を選んでもOK!
ただ、【相部屋】でリゾートバイトに行く際、不安な人は、相方と前もって部屋でのルールを決めておくのも良いかもしれませんね。
伝えたいことをまとめると以下のような感じです。
個室を選ぶべき人の特徴
・一人の時間を大事にしたい
・綺麗好きである
・神経質である
相部屋を選ぶべき人の特徴
・常に誰かと時間を共有したい
・部屋は寝るだけの空間で良い
・多少部屋が汚くても問題ない
どんなに仲の良い友達でも『一人の時間を大切にしたい』と考えているなら、間違いなく【個室】を選ぶべき。
でないと、ストレスが溜まっていき、些細なことで喧嘩に発展してしまうこともあります。
そんなことで大切な友達を失うのはもったいないですからね。
働く職種を慎重に選ぶべき
友達同士でリゾートバイトへ行く際は『職種』選びも大切です。
というのも、勤務時間が全く異なる職種でそれぞれが働いてしまうと、時間を共有できません。
例えば”Aくん”と”Bくん”がリゾートバイトへ行くとします。
そこでAくんは『レストランホール』で働くとして、Bくんは『客室清掃』で働くとします。
レストランホールの勤務時間は『6時〜11時〜中抜け〜18時〜22時』だとして、客室清掃の勤務時間は『9時〜17時』だとした場合、すれ違いの生活になってしまいます。
このようなすれ違いの生活になると、友達同士でリゾートバイトへ行っても、コミュニケーションを取れる時間が限られます。
もちろん『多少のすれ違いがあった方がプライベートな時間が確保できるので良い』と考えている人であれば職種が違っても問題ありません。
一方で、同じ職種で働くと、生活サイクルが同じになります。
休日を合わせるのは難しいかもしれませんが、仕事のある日は同じリズムでの生活になる可能性が高いため。『常に行動を共にしたい』と考えているのであれば、同じ職種でリゾートバイトに応募した方が良いです。
ただ、同じ職種で働くと、以下の問題が生じる可能性があります。
・常に行動を共にするので、一緒にいることがストレスになる
・仕事での評価を比べられる
・ずっと一緒にいると、新しい出会いの機会が減る
同じ職種で働くと、常に行動を共にするため、一緒にいるだけでストレスが増えたり、長く一緒にいればいるほど、相手の嫌な部分が見えたりで、関係性が悪化する可能性があります。
性格にもよるかもしれませんが、やっぱり四六時中一緒にいるとストレスです。
それに加えて、友達同士でずっと一緒にいると、新しい出会いの機会が減ってしまう可能性があります。
というのも、職種も一緒で友達同士でずっと一緒にいると、他のリゾートバイトスタッフとコミュニケーションを取る機会が減り、せっかくリゾートバイトに来たのに、新しく人間関係を構築することができなかったりします。
さらに、人によっては嫉妬深い人もいるので、自分だけ別のコミュニティで遊んでたりすると、関係が悪化する可能性もあります。
自分だけ別の人と仲良くしてるだけで、嫉妬する人も一定数いますからね。そういう人とリゾートバイトへ行くと大変かも。
また、同じ職種に就くと『仕事での評価を比較されてしまう』可能性もあります。
具体的には以下のような感じですね。
Aくん
→器用で仕事ができる。1週間で全ての業務を覚えて活躍している
Bくん
→不器用で仕事を覚えるのに時間がかかる。全ての業務を覚えるのに3週間かかってしまう
仮に上記のような仕事の評価を受けてしまうと、繊細な人は過度に友達と自分を比較してしまい、傷つく可能性があります。
もちろん、お互いを尊重しあって切磋琢磨できれば問題ないのですが、人間は『嫉妬』してしまう生き物なので、注意が必要です。
要点まとめ
・勤務時間が合わないとコミュニケーションをとる時間が少なくなる
・同じ職種に就くと仕事での評価を比べてしまう
・同じ職種でずっと友達と一緒にいると新しい出会いの機会が減る
・どんなに仲が良くてもずっと一緒にいるとストレスになる
リゾートバイトへ友達同士で行く場合は上記の点を意識しつつ、求人を探すことをおすすめします。
旅行を兼ねるなら事前に休日希望を出しておくべき
旅行を兼ねて、友達同士でリゾートバイトへ行くなら、以前に休日希望を出しておくべきです。
というのも、リゾートバイトは求人応募する前に、事前に休み希望を出すことができます。
採用されて現地へ行ってから、休み希望を出しても、最初の月は通らなかったりするので、休み希望は事前に出しておいた方が良いです。
友達同士で同じ日に休み希望を出しておけば、一緒に旅行を楽しむことができます。
リゾートバイトへ友人同士で行く際の求人の探し方
友達同士でリゾートバイトへ行く場合は、まず、派遣会社に登録して「友達と一緒に働きたい」と伝えてください。
そうすれば、派遣会社の担当者が友達同士で働ける求人を紹介してくれます。
おすすめの派遣会社に関しては『【2022年最新版】リゾートバイトおすすめ派遣会社ランキング【リゾバ歴10年の経験者が徹底比較】』の記事をご覧ください。
友達同士で働く場合は事前に報告しましょう。
また、リゾートバイトの大手派遣会社は求人サイトから『友達同士OK』というカテゴリで求人を探すことができます。
例えば、リゾートバイトの派遣会社『リゾートバイトダイブ』の求人サイトだとこだわり条件の検索画面に『友達同士OK』という欄があります。
『友達同士OK』を指定して求人検索することで、友達同士で働ける求人を探すことができます。
また、大手派遣会社の求人サイトで『友達同士OK』の求人を検索してみたところ、以下の結果が出ました。
派遣会社 | 全体の求人数 | 友達同士OKの求人数 |
リゾートバイトダイブ | 1882件 | 1189件 |
アルファリゾート | 1429件 | 764件 |
リゾバ.com | 2570件 | 1611件 |
リゾートバイト.com | 1223件 | 770件 |
上記の派遣会社は求人数が多いため、オススメです。
まずは、リゾートバイトの求人サイトから『友達同士OK』を指定して求人を探し、興味のある仕事があったら、派遣会社に問い合わせてみましょう。
求人応募するかどうかは詳細を聞いてから判断すればOKです。
また、友達同士でお互いに譲れない希望などあると思うので、求人選びは妥協せず、お互いに意見を出し合って慎重に選んでくださいね。
リゾートバイト求人を選ぶコツに関しては『【超重要】リゾートバイト求人の失敗しない選び方を経験者が徹底解説』をご覧ください。
求人選びは妥協すると後々苦労するので注意が必要です。
私の友人同士でリゾートバイトへ行った時の体験談を紹介
私は過去に、スキー場の近くのペンションで働いたことがあるのですが、そこへは友人と共に働きに行きました。
その友人は、もともと凄く仲が良かったわけではなく、アルバイト先で知り合った知人程度の仲だったのですが、リゾートバイトに興味があるとのことだったので、一緒に行きました。
そして、そのスキー場近くのペンションでは相部屋で共に生活を送っていたのですが、私は基本的に一人の時間を作りたいタイプだったので、10日間くらい過ぎてから徐々に一緒にいるのが嫌になっていき、ストレスを抱えるようになりました。
徐々にストレスを抱えるようになった要因は以下です。
・痰を吐く音
・お菓子を食べる音&匂い
・くしゃみ
ずっと一緒にいると、上記のような些細な音が気になります。特に痰を吐く音はかなり不快でした。
ただ、幸いにも、3週間ほど経過したタイミングで、個室の部屋を与えられることになったので、上記の悩みは解消されました。
そのペンションでは5ヶ月間ほど働きましたが、途中から個室部屋になったことで、友達とは関係が悪化することなく、友達のまま期間満了することができました。
もしも、相部屋のまま生活を続けていたら、5ヶ月間も生活できなかったかもしれません。
この経験から、私自身、『個室』でないと自分らしく生活できないなと感じました。
1週間〜2週間程度の短期間なら相部屋でも問題ないかもしれませんが、1ヶ月以上となると、やはり、自分の時間がほしくなるため、個室でないと生活は難しいです。
そして、どんなに仲が良くても、相部屋で職種も一緒でずっと一緒に生活していると、なぜか、相手の嫌な部分に目がいきがちになります。
相方の嫌な部分に目がいきがちになりますし、同時に、相手の嫌な部分ばかり見てしまう自分も嫌いになります。
当時の経験から、「自分の時間を大切にしたい」と考えている人は、「個室寮を選ぶべき」と伝えたいです。
どんなに仲の良い友達だったとしても、個室寮を選ぶのがおすすめです。
私自身、このような経験をしているため、求人選びは慎重にすべきだと考えます、
相部屋を選んで、仲が悪くなり、大切な友達との関係が悪化するのは非常にもったいないです。
当時のリゾートバイト体験談に関しては『【スキー場リゾートバイト体験談】長野県白馬村のペンションで約半年働いた感想【プチ移住生活】』の記事で詳しく紹介しています。
まとめ:リゾートバイトへ友達同士で行く場合は、求人選びを慎重に行いましょう!
リゾートバイトへ友達同士で行く場合は、求人選びを慎重に行いましょう!
どんなに仲の良い友達でも、共同生活をすると嫌な一面が見えてしまうものです。
距離感が近すぎるとストレスに感じてしまう場合があるので、適度な距離感を保つことが大切。
個人的には、今後、友達と一緒にリゾートバイトへ行くことがあったとしても寮は【個室】で職種も自分がやりたい職種を選びます。
そして、「休日希望を出して休みの日を合わせて旅行に行く」くらいの距離感がちょうどいいと思います。
あまりにも距離感が近すぎると疲れますし、リゾートバイト先での出会いも減ってしまうので注意が必要です。
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